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地球生命圏研究機構

SELIS セミナー

日時

2008年7月4日(金) 17:00

場所

地球水循環研究センター・2F会議室 (229号室)     

(あるいは、3F大講義室( 305号室))

講演者

松見 豊(太陽地球環境研究所 教授

「大気CO2の同位体比(δ13C, δ18O)をリアルタイム・連続測定できるレーザー計測器の開発とその応用研究」

講演内容

我々は、中赤外波長領域の量子カスケードレーザー(4.3μm)を用いた二酸化炭素ガス(CO2)の同位体計測装置の開発を行っています。この装置は、大気CO2(〜400ppm)をリアルタイムで取り込んで、大気CO2濃度と同位体比(δ13C, δ18O)の計測を行うことが可能です。 測定精度として、δ13Cおよびδ18Oともに2秒計測で0.04パーミル、120秒計測で0.01パーミルという値が得られました。セミナーではこの装置の概要についてお話します。 また、セミナーではこの装置の応用研究の話もします。名大構内での大気CO2の同位体比の連続測定と変動要因の解析や、フィールドで の同位体フラックス測定、光合成機能などの植物生理解明など、様々な応用を計画しています。地球生命圏機構(SELIS)内でも太田先生、竹中先生、檜山先生とこの装置の応用の共同研究を始めつつあります。

大気CO2の同位体を濃縮なしにリアルタイムで数秒のレスポンスで 連続的測定できるという、今までの質量分析器では考えられなかっ た機能を生かした新しい同位体計測応用研究について、皆様からもご 提案いただければ幸いです

 

講演資料